【妊婦必見】腰痛・骨盤痛の正しいケア法

【妊婦必見】腰痛・骨盤痛の正しいケア法

妊婦の腰痛や骨盤痛を軽減!おすすめのウェッジピロ活用法と正しい知識

妊娠期間中、腰や骨盤周辺に"じんわり"とした痛みを感じていませんか?
「朝起き上がる時」「長時間立っている時」「寝返りを打つ時」に、その痛みが気になる妊婦さんは非常に多いものです。

私のクライアントであるAさん(妊娠28週)も、まさに同じ悩みを抱えていました。
「妊娠6ヶ月頃から腰が重くて…夜中に痛みで目が覚めることも」と初回来院時に打ち明けてくれました。このような悩みは決して稀なことではありません。

妊娠中の腰痛・骨盤痛のメカニズム

妊娠中の腰痛には明確な医学的根拠があります。

主な原因:
- リラキシンというホルモン分泌による靭帯の緩み
- 子宮の拡大による重心の前方移動
- 腰椎の過剰な前弯(反り腰)

研究データによると、妊婦の約50%が腰痛を、20-30%が骨盤周囲痛を経験します(日本産科婦人科学会調査)。特に妊娠中期以降に症状が顕著になる傾向があります。

ウェッジピローの3つの活用法

多くの妊婦さんから効果が認められているのが、妊娠用ウェッジピローです。15-30度の傾斜がついた三角形クッションで、適切に使用すると痛みを大幅に軽減できます。

1. 仰向け寝サポート

腰の下に置くことで、脊椎の自然なS字カーブを維持。NHS(英国国立医療サービス)のガイドラインでも推奨されています。

2. 横向き寝安定

お腹の下に入れると腹部が支えられ、腰への負担が分散。臨床研究では、40%の痛み軽減効果が確認されています。

3. 座位時の姿勢補助

背中と椅子の間に挟むことで、正しい姿勢をキープ。携帯用タイプなら外出先でも使用可能です。

避けるべき5つの対処法

効果的と思われがちだが、実はリスクが高い方法:

  1. 自己流マッサージ:テニスボールやローラーで筋肉を圧迫すると、かえって癒着を悪化させる
  2. 非科学的な骨盤矯正:医療資格のない施術者による調整は危険
  3. ボキボキ矯正:妊娠中は靭帯が脆弱でダメージを受けやすい
  4. きつめの骨盤ベルト:血流障害のリスク(医師の指導が必須)
  5. 民間療法優先:まずは産婦人科で異常がないか確認を

科学的根拠に基づく3ステップケア

  1. まずは医師の診断:痛みの原因を明確に
  2. エビデンスのあるエクササイズ:骨盤底筋を強化する運動が有効
  3. 専門家によるファシアケア:筋肉間の癒着を解放

当社では、リアライン・コンセプトに基づいたファシアケアを提供しています。これは、筋肉や筋膜の不必要な緊張を解放し、体のバランスを整えるアプローチです。

「妊娠中の痛みとどう付き合えばいいか分からない」とお悩みの方、まずは専門家にご相談ください。適切なケアで、快適なマタニティライフを送りましょう。

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