産後の腰痛に悩むママへ
抱っこやおむつ替え、家事で忙しい毎日。気づけば腰に鈍い痛みが...そんな経験ありませんか?今回は、多くの産後ママが直面する腰痛の原因と正しい対処法についてお伝えします。
産後腰痛の原因
妊娠中はリラキシンというホルモンの影響で骨盤周辺の靭帯が緩みます。出産後、これらの組織が元に戻ろうとする過程で不安定な状態が続き、腰痛を引き起こすことがあります。
また、育児中の前かがみ姿勢も大きな要因。ある調査では、産後1年の女性の67%が腰痛を経験すると報告されています。
一般的なケアでは不十分な理由
- 骨盤ベルト:締め付けが強すぎると逆に癒着を促進
- マッサージ:一時的な緩和効果はあっても根本的な改善には至らない
- 整体:医学的根拠が不明確な場合が多い
おすすめの対処法
1. まずは医師の診断を受ける
生理的な範囲を超えた痛みの場合、恥骨結合離開など病的な状態の可能性もあります。まずは産婦人科を受診しましょう。
2. ファシア(筋膜)ケア
検査で異常がない場合、専門家による組織間リリースが効果的です。癒着した筋膜を解放することで、身体の可動域が広がり、痛みの軽減が期待できます。
3. 姿勢矯正クッション『サラッシュ』
1日5分座るだけで骨盤の自然なアラインメントをサポート。育児の合間にできる簡単ケアとしておすすめです。
4. 骨盤安定化エクササイズ
エビデンスに基づいた運動療法が効果的。Pubmed掲載の研究でもその有効性が確認されています。
避けるべきケア
- ボキボキ音を鳴らす矯正
- 過度な締め付けのあるガードル
- 自己流の強いマッサージ
妊産婦さんの身体はとてもデリケート。まずは医療機関を受診し、異常がないと確認されたら、適切な筋膜ケアを検討しましょう。当社では産前・産後の女性に向けたケアを提供しています。