「産後の腰痛が治らない…」そんなお悩みを抱えていませんか?
出産から数ヶ月経つのに、腰痛が続いていると感じる方は多いものです。日本産婦人科学会の調査では、約半数の女性が産後6ヶ月までに腰痛を経験すると報告されています。特に、
- 朝起き上がるのがつらい
- 授乳姿勢を続けると腰が痛む
- 子供を抱っこするのが辛い
こうした症状は、日常生活に大きな影響を与えます。産後の腰痛は「そのうち治る」と我慢してしまう方が多いのですが、適切なケアをしないと慢性化してしまうリスクがあるのです。
産後腰痛の本当の原因とは?
産後の腰痛には主に2つの原因があります。
- 妊娠中のホルモン変化:リラキシンというホルモンが関節や靭帯を緩め、骨盤が不安定になります
- 出産時の筋肉や靭帯への負担:分娩時に骨盤周辺の組織に大きなストレスがかかります
実際、NIH(アメリカ国立衛生研究所)の研究では、出産後の女性の約60%が6ヶ月後まで骨盤周囲の痛みを訴えることが明らかになっています。
科学的根拠に基づいた改善方法
1. 適度な運動で体を動かす
厚生労働省のガイドラインでは、分娩後1ヶ月を目安に医師と相談しながら運動を開始するよう推奨しています。特に有効なのは:
- 産後体操(骨盤底筋群を鍛える)
- 軽いウォーキング(1日15分から始める)
- 水中ウォーキング(水の浮力で腰への負担軽減)
2. 姿勢の改善
授乳姿勢や日常動作のちょっとした見直しで、腰への負担を減らせます。
- 授乳時:背もたれのある椅子を使い、クッションで赤ちゃんの高さを調整
- 物を拾う時:腰を曲げずに膝を曲げてしゃがむ
- 洗濯物を干す時:踏み台を使い、高い位置の作業を減らす
3. 専門家による適切なケア
Journal of Orthopaedic & Sports Physical Therapyの研究によると、筋膜リリース(ファシアケア)が産後腰痛の改善に有効であると報告されています。
避けるべき対処法
- 過度な骨盤ベルトの使用:長時間着用は血流障害を引き起こす恐れ
- 自己流の「骨盤矯正」:医学的根拠のない施術は症状を悪化させる可能性
- テニスボールやローラーでのマッサージ:筋膜の癒着を悪化させるリスク
当社のファシアケアについて
医学的検査で異常がない場合、組織の癒着が原因となっている可能性があります。当社のファシアケアは、専門家による組織間リリースで、硬くなった組織を適切に解放するお手伝いをします。
[参考文献]
- 日本産婦人科学会「産後ケアガイドライン」
- 厚生労働省「妊産婦のための健康づくりガイド」
- NIH「Postpartum Back Pain」
- Mayo Clinic「Postpartum care」
- Journal of Orthopaedic & Sports Physical Therapy「Pelvic Girdle Pain」