仙腸関節痛の夜間悪化を防ぐ科学的アプローチ
座っている時は気にならないのに、夕方から夜にかけて、とくに横になると骨盤のあたりに鋭い痛みを感じることはありませんか?産後の女性や、デスクワークで長時間座る姿勢を続けている方に多いこの症状は、仙腸関節と呼ばれる部分の不調が関係しているかもしれません。
「寝返りをするだけで激痛が走る」「痛みで夜中に目が覚めてしまう」などの悩みは、本来休息すべき時間を奪い、生活の質を大きく低下させます。あなたが今感じているその痛みは、決して気のせいでも、がまんすべきものでもありません。
仙腸関節痛が夜間に悪化する理由
仙腸関節は脊椎と骨盤をつなぐ重要な関節で、私たちが気づかないうちに1日あたり2万回以上の微小な動きを繰り返しています。この関節周囲の筋膜が癒着すると、関節の可動域が制限され、夜間の静止時に痛みが増幅する特徴があります。
特に産後の女性の場合、出産時に分泌されるリラキシンというホルモンの影響で関節が緩み、通常よりも大きな負荷がかかるため、痛みが出やすくなります。日本の約23%の女性が仙腸関節痛を経験し、出産後の女性ではその割合が37%に上昇するという研究データもあります(Fujii et al., 2023)。
効果的なケア方法
- 筋膜リリース: 週1回の専門的な治療で83%の患者に改善が認められた(Rizzo et al., 2024)
- 38-40℃の入浴: 10分間の温浴で血管拡張を促し、組織の柔軟性向上が期待できます
- 就寝前のストレッチ: 腸腰筋と梨状筋を重点的に伸ばすことが推奨されています
避けるべき習慣
- 自己流の骨盤矯正
- テニスボールを使った過度な圧迫
- 締め付けるタイプの骨盤ベルト
これらは逆に癒着を悪化させる可能性があるため、専門家による適切な指導を受けることが重要です。
当社が提供するファシアケアは、癒着を解消するための組織間リリース技術と関節の歪みを修正するリアライン・コンセプトに基づいたアプローチです。
詳しくはこちら※リアライン・ラボは医療施設ではありません。骨折や捻挫の治療など、怪我直後の治療は提供しませんのでご注意ください。