産後の腰痛をケアする5つの方法

産後の腰痛をケアする5つの方法

「骨盤がグラグラ...」妊娠中・産後の腰痛でお悩みのあなたへ

朝ベッドから起き上がる時、お子さんを抱っこする時、ふとした動作で腰に激痛が走る――妊娠中や産後の腰痛に悩む女性はとても多いです。「これが産後の普通なのかな」と諦めていませんか?実は、正しい知識と適切なケアで改善できる可能性があります。

なぜ妊娠中・産後は腰痛になりやすい?

妊娠中から産後にかけての腰痛には、主に3つの原因があります:

  • リラキシンというホルモンの影響で骨盤周辺の靭帯が緩む(研究1
  • お腹が大きくなることで重心が変化し、腰への負担が増加
  • 妊娠中の運動不足や出産による骨盤底筋群の弱化

医学的に効果が認められる対策

エビデンスに基づく効果的な方法として、以下のようなものがあります:

  1. 適度な運動:ウォーキングやマタニティヨガなど、負荷の低い運動が推奨されています(ガイドライン
  2. 姿勢の見直し:正しい姿勢を意識するだけで腰への負担を軽減できます
  3. 骨盤ベルトの適切な使用:医師の指導のもと、必要最小限の使用が重要です

注意すべきケア方法

よく見かける「骨盤矯正」や、自己流のマッサージにはリスクが伴います:

  • テニスボールやローラーでの強い圧迫は、かえって組織を傷める可能性
  • 「ボキボキ」と音を鳴らすような矯正は医学的根拠が不十分
  • 締め付けの強い骨盤ベルトやガードルは逆効果になることも

医療的検査を受けるべきタイミング

次のような症状がある場合は、まず医療機関を受診しましょう:

  • 激しい痛みが続く場合
  • 下肢にしびれや痛みがある場合
  • 尿もれや強い生理痛など内臓系の症状を伴う場合

検査で特に異常が見つからなかった場合に限り、専門家によるファシアケアが選択肢となります。

組織の癒着に着目した専門的なアプローチ

リアライン・ラボでは、筋膜や靭帯の癒着(ゆちゃく)を解消する「組織間リリース」と、関節の位置を整える「リアライン・コンセプト」を独自に組み合わせたアプローチを行っています。

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※当施設は医療機関ではありません。骨折や捻挫など怪我の治療は行っておりません。

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