妊娠中につらい骨盤痛でお悩みの方へ
「座るのも立つのも痛い」「寝返りがうてない」。妊娠中の骨盤周辺の痛みに、毎日おびえている妊婦さんも多いでしょう。
なぜ妊娠中に骨盤が痛む?
妊娠後期の妊婦さんの約20%が経験する骨盤輪不安定症。主な原因は、妊娠中に分泌されるリラキシンというホルモンによる靭帯の緩みです。日本産科婦人科学会のデータでは、28週以降に症状が出るケースが最も多く報告されています。
科学的根拠に基づくセルフケア
- 骨盤安定化エクササイズ:クラムシェル運動などの筋トレが有効。NICEガイドラインで安全性が認められています
- 医師監修の骨盤ベルト:医療機器認証取得品を正しく装着
- 姿勢改善:オーストラリアの研究で日常生活動作指導による67%の改善が確認
絶対に避けるべき対処法
- 整体師の「骨盤矯正」(医学的根拠なし)
- きつい矯正下着
- ボキボキ鳴らす手技
検査で異常がない場合、組織間の癒着を解消するファシアケアが選択肢になります。私たちが提供するのは医療行為ではなく、あくまで産前・産後ケアです。
今すぐ詳しく知る参考資料
- 日本産科婦人科学会:https://www.jsog.or.jp/
- NICEガイドライン:https://www.nice.org.uk/
- POGP研究:https://www.pogp.co.uk/