産後腰痛の原因と今日からできるケア

産後腰痛の原因と今日からできるケア

産後の腰痛で座るのがつらい…その本当の原因と対処法

赤ちゃんとの新しい生活が始まったのに、腰痛で思うように動けない…。授乳やおむつ替えで長時間座っていると、腰が重くて痛みが増す。こんな悩み、実は68%の産後ママが経験しているんです(日本産科婦人科学会調べ)。

産後腰痛の3大原因

  1. 妊娠中の姿勢変化 - お腹が大きくなるにつれ、骨盤が前方に傾き、腰の筋肉に負担が集中します
  2. 靭帯のゆるみ - 出産準備で緩んだ靭帯が十分回復せず、骨盤の安定性が低下
  3. 育児動作の負荷 - 前かがみ姿勢や片側重心の動作が日常的に続く

この状態が続くと、筋肉や筋膜に癒着(ゆちゃく)が生じ、血流が悪くなり、痛みの悪循環に陥ります。NIHの研究では、適切なケアを受けない産後腰痛は6ヶ月以上続くケースが多いと報告されています。

今日からできる5つのセルフケア

  • 30分に一度立ち上がる - 血液循環を促す簡単なストレッチを
  • 授乳クッション活用 - 赤ちゃんの高さを調節して腰の負担を軽減
  • ドローイン呼吸法 - 息を吐きながらお腹をへこませ、骨盤底筋を活性化
  • 1日10分のウォーキング - 血行促進と筋肉の柔軟性維持に
  • 38℃くらいの湯船に浸かる - 筋膜の柔軟性を保ち、癒着を予防

注意したいNGケア

逆効果になる可能性のある方法には要注意です: - 自己流の「骨盤矯正」やボキボキ鳴らす施術 - テニスボールで強く押すマッサージ - 締め付ける骨盤ベルトの長時間使用

痛みが3ヶ月以上続く場合や、足のしびれを伴う場合は必ず整形外科を受診してください(日本整形外科学会推奨)。

医療検査で異常がない場合の選択肢

検査で特別な異常が見つからない場合、筋膜の癒着が原因かもしれません。産後の身体に特化したファシアケアが解決の糸口になることも。リアライン・ラボでは、専門的なアプローチでお身体のケアをサポートします。

最適なケアを選び、ママの健康的な毎日を取り戻しましょう!

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