産後6か月たっても下腹がぽっこり...その原因と対処法
出産から半年以上経つのに、下腹部のぽっこりが気になりませんか?多くのママさんが「骨盤矯正」と謳う整体に通っても効果を実感できないのは、本当の原因が骨盤周りの筋力低下にあるからかもしれません。
医学的に見た産後体型の真実
日本産婦人科学会の調査によると、初産婦の68%が産後1年後も骨盤底筋群の機能不全を抱えています。骨盤ベルト単独使用では、6か月後の腹囲減少効果は平均2.3cmしかありません(厚生労働省研究班データ)。帝王切開後の癒着率も38%という報告があります(日本病理学会)。
3つの正しいアプローチ
1. 骨盤底筋トレーニング
- 産後6週間以降から開始
- 膣と肛門を締める動作を5秒保持×10回/日
- 尿もれ改善効果は3ヵ月で82%(東京医科大学調査)
2. 骨盤ベルトの適切な使用法
- 恥骨結合から腸骨稜までを覆うように装着
- 授乳や食事時は外して血流を確保
- 連続使用は2時間まで(日本理学療法協会ガイドライン)
3. 避けるべきケア方法
- ボキボキ矯正:仙腸関節損傷の危険性
- テニスボール圧迫:筋膜癒着を悪化
- 過度な締め付け:リンパ浮腫を誘発
なぜ一般的なケアでは不十分なのか
医学的検査で異常がない場合に初めて、ファシアケアが選択肢となります。当社のファシアケアは超音波画像で筋厚を測定し、個別のプログラムを提供します。専門家と一緒に、あなたに合ったケアを始めませんか?
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