石のように硬い肩こり!その硬いものの正体は○○!

石のように硬い肩こり!その硬いものの正体は○○!

肩が凝って動かしにくい、または美容院や整体で「この硬さは異常だ」と言われたことはありませんか?石のように硬い肩こりは辛いものです。ここでその正体と、解消方法を解説します。

 

①美容院や整体で最高に硬いと言われ続けた

肩がこって石のように硬くなることがあります。美容院や整体に行って肩をマッサージをしてもらっても、その硬さはなかなか解消されませんでした。

あまりの硬さに、何か変な物がが出来てしまったのかとも思ってしまいます。誰にも治せなかった石のような肩こり解決に向けて少しでも手がかりがないか、いろいろな人に相談しましたが改善しませんでした。

 

②いくらほぐしてもほぐれる気配もない

専門家にもほぐせないと言われ、自分でも何度マッサージを試みても、その硬さは変わらず、苦痛は続いています。

整骨院などでもほぐせないと言われ、自分でも何度マッサージを試みても、その硬さは変わらず、苦痛は続いています。このような状況下では、ちょっとくらいほぐれても良さそうな気がしますが、肩こりの症状が強く、日常生活にも大きな影響を与えています。ほんの少しのほぐれも実感できませんでした。

肩の重さ、動きの制限、頭痛やめまいまで引き起こすこの肩こりは、日常生活にも大きな影響を与えています。そのため、辛い苦痛が続いてしまいます。

 

④実は、その正体は○○でした

その石のように硬い肩こりの正体は、「ホネ」でした。ホネとは?と思われるかもしれませんが、肩甲骨の内側の角が上に突き上げていたのです。

背中からみて、肩甲骨は時計回り、反時計回りに回転します。肩先が上がる回転を上方回旋、下がる動きを下方回旋と言います。今回の肩こりの正体は肩胛骨の下方回旋によって、肩胛骨の内側が上に突き上げていたのです。

実際には肩甲骨が下方回旋した状態で癒着していました。このため、ちょっと運動したくらいでは改善できません。長年の不良姿勢(猫背)との関連が疑われます。

不良姿勢が続くことで、肩甲骨周りの筋肉が固まり、硬くなってしまいます。その結果、肩甲骨が正常な動きを失い、下方回旋の状態で固定されてしまうのです。

 

⑥治療法は肩甲骨の上方回旋を促し、力を抜いたときに下方回旋しないようにすること

今回の方において、症状改善のためのポイントを整理すると以下のようになります。

①肩胛骨の下方回旋の解消
②猫背解消のために腹部を弛める
③肩胛骨を内側に引く筋肉を鍛える

肩甲骨を動かしやすくするためには、まず肩胛骨を下方回旋方向に引き込む癒着を解消する必要があります。その上で、その動きをスムーズにするエクササイズやストレッチが必要です。肩甲骨の上方回旋を促進させ、正常な動きを取り戻すことで、少しずつ肩こりのほぐれを感じることができるのです。

不良姿勢の改善には全身のバランスが重要です。特に、腹部の癒着を解消した上で、腹筋のストレッチやエクササイズを行い、体の中心を安定させることが大切です。

肩甲骨を後ろに引く動きを強化する筋トレを取り入れ、肩周りの筋肉を柔軟にし、その動きをスムーズにすることで、肩こりの改善が期待できます。

⑨大丈夫! 石のように硬くても治ります。

辛い肩こりも、その原因と正しい治療法を知ることで、改善の道が開けます。一歩ずつ正しい姿勢と動きを取り戻し、石のような硬さをほぐしていきましょう。健康な体を取り戻す第一歩、それは正確な評価と正しい治療から始まります。

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