産後の骨盤の不調、その原因と正しい対処法を知っていますか?
出産を終えたママさんの多くが、腰痛やぽっこりお腹、尿もれなどの悩みを抱えています。実は、産後6ヶ月以内の女性の約40%が腰痛を経験しているという調査結果があります(日本産科婦人科学会)。これらの症状は、妊娠中に分泌される"リラキシン"というホルモンが原因で骨盤の関節が緩むことから起こるのです。
産後の骨盤に起こっていること
妊娠中、骨盤周辺の靭帯は出産に備えて柔らかくなります。しかし産後は、この緩んだ状態から徐々に元に戻っていく過程で、様々な不調が現れることがあります。
- 骨盤周辺の関節が不安定になる
- 筋肉のバランスが崩れる
- 姿勢の変化による負担増
- 内臓の位置が変化する
効果的な対処法
1. 安全な骨盤ストレッチ
日本整形外科学会によると、適切なストレッチで約80%の人が2週間以内に痛みの軽減を実感しています。効果的なストレッチ法の例をご紹介します。
- 骨盤底筋を鍛えるクランチ
- 股関節ストレッチ
- 腰回りの筋肉をほぐす運動
2. 専門的なケアの重要性
一般的な整体やマッサージでは、産後のデリケートな体に適したアプローチができない場合があります。組織の癒着を防ぐためには、専門的な知識を持ったケアが必要です。
注意すべきポイント
- 市販の骨盤ベルトは正しく装着しないと逆効果になる場合があります
- ボキボキ鳴らすような整体はおすすめできません
- 産後すぐの激しい運動は控えましょう
- テニスボールやフォームローラーでの自己流ケアも控えるのが賢明です
専門家によるファシアケアとは
医療検査で異常が見つからない場合、専門家によるファシアケアが選択肢の一つとなります。これは組織間の滑走性を改善し、身体のバランスを整えるためのアプローチです。
専門家に相談してみる産後の体は大きな変化を乗り越えた証です。無理をせず、時間をかけて丁寧にケアしていきましょう。