産後の骨盤ケアと体型戻しに悩むあなたへ
産後、鏡に映る自分の体型や、腰痛・尿漏れなどの不調にショックを受けたことはありませんか?私はかつて、同じように悩むママの一人でした。急激な体型の変化と毎日に訪れる不調に、「このままではいけない」と思いながらも、何をすれば良いかわからず途方に暮れていた時期があります。
産後の骨盤緩みはなぜ起こる?
妊娠中に分泌されるリラキシンというホルモンは、出産のために骨盤周辺の靭帯を緩める作用があります。これは自然な体の反応ですが、産後数ヶ月かけて元の状態に戻っていく過程で、様々な不調が現れることがあります。
研究によれば、産後の女性の70%近くが何らかの骨盤周辺の不調を経験しており、特に以下の症状が多く報告されています。
- 腰痛
- 尿漏れ
- 太もものむくみ
- 下腹部のたるみ
自己流ケアの危険性
インターネットで調べた方法や整体の「骨盤矯正」を試す前に、知っておいて欲しいことがあります。医学的根拠のない方法は、症状を悪化させるリスクがあるのです。例えば以下の方法は特に注意が必要です。
- テニスボールなどで筋肉を潰す方法
- ボキボキ音を鳴らすマニピュレーション
- 締め付けすぎる骨盤ベルトやガードル
専門家によるケアの重要性
骨盤の状態を知るには、一度専門家の診断を受けることが大切です。検査で異常がない場合に、初めて以下のような方法が検討されます。
- ファシアケアによる組織間リリース
- 関節の歪みを修正するアプローチ
- 癒着を予防するストレッチやボディワーク
- 骨盤安定化エクササイズ
統計データから見る産後ケア
研究では、産後3ヶ月以内に適切なケアを受けた女性は、1年後の体型戻りや不調の改善率が高いことがわかっています。
参考サイト:産後ケアの医学的根拠
安全なケアへの第一歩
リアライン・ラボでは、エビデンスに基づいたファシアケアを提供しています。まずは専門家に相談して、あなたに合ったケア方法を見つけてください。ただし骨折や捻挫など怪我直後の治療は行えませんのでご注意ください。
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