妊産婦必見!腰痛・骨盤痛の原因と対策

妊産婦必見!腰痛・骨盤痛の原因と対策

妊娠中・産後の腰痛・骨盤周辺痛にお悩みの方へ

「朝起きた時から腰が重い」「長時間立っていると骨盤のあたりがズキズキする」「歩くのが辛くて買い物にも行けない」こんな悩みを抱えていませんか?妊娠中や産後の女性の約8割が腰痛を経験するという研究もあります(PMID: 23412995)。その痛みの原因と、エビデンスに基づいた対処法をご紹介します。

骨盤周辺痛の主な原因

  • 妊娠中:リラキシンというホルモンの影響で靭帯が緩み、骨盤が不安定に
  • 産後:出産による骨盤底筋群の損傷や筋力低下
  • その他:姿勢の悪さや長時間の座位・立ち仕事

アメリカ産科婦人科学会(ACOG)によると、特に妊娠後期から産後6ヶ月間が最も症状が出やすい時期です(https://www.acog.org/)。

サポートベルトの正しい選び方と使い方

臨床研究では、適切なサポートベルトの使用で約70%の人が痛み軽減を感じたと報告されています(PMID: 27341368)。効果を最大限に引き出すポイントは:

  1. 装着時に適度な圧迫感があるが、痛みを感じないもの
  2. 呼吸が楽にできる範囲の締め付け強度
  3. 蒸れにくい通気性の良い素材を選ぶ
  4. 1日8時間以内の使用が推奨

過度な締め付けは逆に血流障害や神経圧迫の原因となるため注意が必要です。

併せて行いたいセルフケア

  • 軽度のストレッチ:猫のポーズなど負担の少ないものから
  • 水中歩行:浮力で腰への負担を軽減
  • 姿勢改善:長時間の同じ姿勢を避ける
  • 骨盤底筋トレーニング:専門家指導のもとで

痛みが強い場合や長期化する場合は、必ず医療機関を受診してください。

一般的なケアでは不十分な理由

マッサージや整体だけでは一時的な緩和に留まり、根本的な筋肉や筋膜の癒着は解消されません。また、自己流のストレッチはかえって症状を悪化させることも。まずは医療検査で異常がないことを確認し、症状に合った適切なケアを選択しましょう。

ファシアケアという選択肢

医師の診察で異常がない場合、組織間の癒着や機能障害にアプローチするファシアケアが有効なことがあります。当社では、科学的根拠に基づいた安全なアプローチで、あなたの体のバランス改善をお手伝いします。

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※本サービスは医療行為ではありません。骨折や捻挫など急性の症状は医療機関を受診ください。

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